この記事では、山本大平 氏の著作
について本書の内容を管理人みかんの解釈と共に解説、そしてレビューまとめとどんな人に読んでもらいたいかについて解説していきます!
この記事でわかること
- 『「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣』のあらすじ・要約
- 本作のレビューまとめ
- 本作はどんな人におすすめか?
です!
それでは初めていきましょう
『「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣』のあらすじ・要約
早速本書の内容について、管理人みかんが感じたことを踏まえながら簡単に解説していきます。
「この本を読んでみたい!」
と皆さんが思えるように解説していきますね!
◆今回解説する作品
『「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣』 Kindle版(Amazonリンク)
ちなみに、AmazonのKindle版であれば、2024年4月21日現在、770円で販売されています!(単行本版:1,628円 なので52%OFF!)
この機会にぜひチェックしてみてくださいね!
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作者:山本大平 氏について
本書の作者は「山本大平」氏です。
この方は非常に面白い経歴の持ち主で、
大阪生まれで、トヨタやTBSなどの大企業で勤めた後、経営コンサルティング会社 F6 Design 株式会社を設立したことで知られています。
詳しい紹介は別の記事でまとめているので以下のリンクから確認してみてくださいね!
関連リンク:「山本大平」の経歴は? 高校・大学やトヨタ退社理由、書籍などについて!
あらすじ・要約
ここからは管理人みかんが本書から感じたことを踏まえながらざっくりと本書を解説していきます!
70点の原則を守る
私たちは自分の仕事においては、常に完璧主義に走りがちです。
- もうちょっと文章を修正してからメールしよう。
- 明日のプレゼンの資料のレイアウトが気に入らないなぁ
- 文字はもう少し大きくしたほうがいいかな?
など、ついつい細部にこだわってしまいますよね。
実はそれが最も成果の出るやり方とは限りません。
そこで「70点の原則」という考え方が出てきます。
「70点の原則」とは、
完璧を求めることなくまずは70点の成果を目標に設定する
というルールを設けることです。
これにより、過度なプレッシャーから解放され、よりリラックスしてタスクに取り組むことができます。
この手法は、効率やスピード感が求められるような質よりも速度を優先する現代のビジネス環境に非常に相性がいいと感じました。
また、70点の仕上がりの仕事を上司や同僚に見てもらい、フィードバックをもらって改善を図り、80点や90点を目指すということもできます。
上司や同僚も70点程度の出来栄えのものであれば、どこが問題点なのかを指摘しやすいのではないでしょうか。
このように仕事の質を徐々に高めながら、ストレスを最小限に抑えて仕事を進めることができるようなルールを設定するのはいいことかもしれませんね。
“C”-PDCAサイクルの活用
仕事熱心な方は、PDCAサイクルという言葉をよく耳にするかと思います。本書では、PDCAサイクルに”C”を加えたC-PDCAサイクルの取り入れることを推奨しています。
C-PDCAサイクルとは?
従来のPDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクルの頭に
「C(状況・情報の分析)」
を加えたものです。
著者は、「すぐやる」ことがいいことだと誤解している人が多いが、実際は俯瞰的にモノを見ずに始めてしまうから結局遠回りしていることに気づかないと指摘しています。
恥ずかしながら、私もすぐに「Do」を始めてしまう癖があります。。
いわゆる「見切り発車」ですね。
そこで本書では、仕事を始める前にリスクや障害などこれから始める仕事の置かれた状況を事前によく分析する(最初のC)ことをお勧めしています。
このことで、思いがけないトラブルを未然に避けることができるようになり、途中での迷いや誤りを大幅に減少させることができるようになるのではないでしょうか。
また、効率的な進捗管理をする上でも、具体的な状況分析を行い、それに基づいて計画を進めることが非常に重要になってくるので、状況分析は非常に大切ですね。
目標(ゴール)から仕事を逆算する
効率的に目標を達成するために、効果的な方法としては逆算手法の活用があげられます。
どんな手法かというとその名の通り
最終的なゴールから逆算して、必要なステップやプロセスを具体的に計画する方法
です。
先ほどの私の「見切り発車」の話と共通しますが、
「ゴールを意識せずについ目の前のことをやってしまう」
という経験は皆さんもあるのではないでしょうか?
逆算手法を取り入れることで、目標(仕事のゴール)を達成するために最短ルートと何をするべきかが明確になり、無駄な作業を省きつつ効率的に進むことが可能です。
特に、プロジェクトの初期段階で全体のマイルストーンを設定し、それに向けた具体的な行動計画を立てることなどがこの逆算手法のいい例ですね。
このように計画的に進めることで、成果を最大化しつつ、期限内に確実にタスクを完了させることができます。
周りの人の力を借りる
ゴールに最短に辿り着くためには、時に自分一人で全てを解決しようとせず、他者の力を借りることが非常に大切になってきます。
自分の力で成し遂げた!という達成感欲しさからつい自分一人で仕事を進めてしまう
そんな経験ありませんか?
先ほどの逆算の考え方にも共通しますが、本当に最短でゴールに辿り着きたいのであれば、手段を選んでいる場合ではありません。
チームメンバーや上司からのアドバイスを積極的に求めることで、問題解決のスピードと品質が格段に向上します。
自分に足りないものは他から補う姿勢は、プロジェクトをスムーズに進行させるだけでなく、知識の共有とスキルの向上にも寄与します。全員が得意分野を活かし、不得意な部分は他者に委ねることで、全体の生産性が大幅に向上すること間違いなしです。
『「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣』のレビューまとめ!
続いて、本作品のレビューをまとめた上でこの本の魅力を3点に絞ってまとめてみます。
大きく分類すると、
- 効率的な仕事の進め方のノウハウを学べる
- 優先順位の明確化ができる!
- 時間管理のコツがわかる!
といったレビューにまとめられます!
それぞれについて詳しくみていきましょう!
効率的な仕事の進め方のノウハウを学べる
本書では、
- 重要なタスクから先に取り組む方法
- タイムブロッキングの技術と時間管理を改善する具体的なやり方
が学べるとの意見がありました!
「時間の無駄を削減し、より生産的な1日を過ごすことができる」
との意見も見られました!
優先順位の明確化ができる
時間に追われることの多いビジネス環境において、
優先順位を明確に設定することの重要性を改めて学ぶことができた。
との声が多く見られました!
具体的には、「仕事のリストアップと緊急度、重要度の評価を通じた優先順位の評価」が参考になったようです。
時間管理のコツがわかる
無駄な会議や手続きを省くことで仕事を効率化することで得られる、自由時間の活用方法にも触れられており参考になったというレビューも見られます。
仕事の効率化により、
「仕事もプライベートも充実させられる!」
との声も聞かれました!
この本はどんな人におすすめか?
ここまで、『「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣』についてまとめてきましたが、この本がどんな人におすすめかについても触れていきます。
リーダーおよびマネージャーの立場の人におすすめ!
この本は、特にビジネスのリーダーシップポジションにある方々、例えばプロジェクトマネージャーやチームリーダーにおすすめです。
多忙な日々を効率よく管理しタスクを割り振り、チーム全体の生産性を高めるための戦略や技術が本書には詰まっています。
特に「70点の原則」や「逆算手法」などの考え方は、多忙な日々の中で仕事の質を落とさずに効率を最大化するのに役立つのではないでしょうか?
キャリア初期の若手社員にもおすすめ!
まだ仕事の進め方がわかっていない若手社員にももちろんおすすめです!
本書は時間管理の手法と効率的な仕事の進め方を学ぶことができます!仕事の質を保ちつつ速度を向上させる「70点の原則」や、プロジェクトの計画と実行に役立つ「逆算手法」をはじめとする具体的な手法はこれからの仕事の進め方に大きく役立つかもしれません。
若手社員はできるだけ早く時間管理スキルを身につけ、人よりも何倍も成長していく中で必要となる実践的な仕事術を身につけることができます!
まとめ:『「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣』あらすじや要約とレビュー
いかがでしたか?
本書では、効率的なタスク管理、時間管理のテクニックを学ぶことができるということが伝わったかと思います。これらのスキルはさまざまな業務の成功には必要な能力です。
特に本作においても、著者のトヨタでの経験が大きく反映されているように感じました。
より、詳細に知りたいという方は、著者のデビュー作『トヨタの会議は30分 ~GAFAMやBATHにも負けない最速・骨太のビジネスコミュニケーション術』についてもぜひ読んでみると理解が深まると思います!
トヨタの会議は30分 ~GAFAMやBATHにも負けない最速・骨太のビジネスコミュニケーション術 単行本 – 2021/4/12(Amazonリンク)
以下の関連リンクでは、トヨタの会議は30分 ~GAFAMやBATHにも負けない最速・骨太のビジネスコミュニケーション術の内容を解説していますのでぜひ読んでみてくださいね!
関連リンク:『トヨタの会議は30分』レビューとあらすじ要約!
ありがとうございました!
▼今回紹介した書籍
『「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣』 Kindle版(Amazonリンク)
関連リンク
関連リンク:「山本大平」の経歴は? 高校・大学やトヨタ退社理由、書籍などについて!
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